読書感想文:「ハッピーバースデー」

今度から、小説を読み終えたらその感覚を忘れないように感想文を書くことにしました。

第一回は、ついさっき読み終わった小説「ハッピーバースデー」(青木一雄、吉富多美 著)です。

僕が、そろそろまた何か小説を読みたいなと思い紀伊国屋でよさそうな本を探していたときに見つけた小説です。この小説に決めたのは、カバーの帯に書かれたメッセージと読者の感想からでした。そこにはこう書かれてました。

「泣き尽くし、癒されたあと、必ず人に読ませたくなる物語」

そして、この小説を読んだ読者からの様々な感想がありました。
どれも、上の言葉のとおり、「感動して、泣いて、そして誰かに読ませたくなった」という趣旨のことが書かれてました。僕は、この小説を読み終わって、この言葉は本当だなと実感しました。

もともと涙もろい僕は、主人公の切ない気持ちがありありと僕の心の中に流れ込み、泣きながら読みすすめていきました。そして、誰か他の人にも読んでほしいなと思いました。

主人公は、まだ小学6年生の「あすか」。そして、自分の思い通りに成長した長男に比べ、できの悪い娘「あすか」に容赦ない言葉を浴びせる母「静代」。

「ああ、あすかなんて、本当に生まなきゃよかったなあ。」

そんな家族が家族の絆を取り戻し変わっていく、そんな物語です。
子供の成長には親や周囲からの愛情が必要で、それによって心の豊かさを身に着ける。人間は一人では生きてきてなくて、周りの人たちの支えの中で生きている。そんなごく基本的なことだけど、普段は気づかないようなことを再認識させられるような小説でした。ぜひ、この感想文を読んでいる人にも読んでもらいたいと思います。話は面白く一気に読みすすめていってしまうと思います。面白いという表現は適切ではないかもしれません。胸を打たれると言ったほうがいいと思います。感情移入せずに読みすすめることはできないでしょう。読むときは、一人で部屋にこもって読むのがいいのではないかと。必ず涙します。僕がそうでした。

読み終わった後、最後にあとがきを読んだのですが、どうやらこの小説は「ハッピーバースデー 命輝く瞬間(とき)」という児童書(1997年刊行)が元になっているようです。著者の一人、吉富多美さんは子供たちの心の叫びを伝えたくて、教育カウンセラーの青木和雄さんと共に「心の処方箋シリーズ」を書いてきたそうです。そして、上の「ハッピーバースデー 命輝く瞬間」はその中の一冊だということです。この一冊に大幅に加筆修正して文芸書版「ハッピーバスデー」(2005年刊行)の刊行にいたったようです。このような作品にめぐり合えたことに感謝したいと思います。

もう一度、誰が読んでもいい本だと思います。ぜひご一読を。
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by kazumi_phys | 2005-10-24 01:29 | 読書感想文
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