カテゴリ:読書感想文( 19 )

「分かりやすい表現」の技術

「分かりやすい表現」の技術―意図を正しく伝えるための16のルール (ブルーバックス)

藤沢 晃治 / 講談社



なんだかんだで今年初めの記事が2月になってしまいました.
通勤時間に読もうと思い,昨日買ったブルーバックスです.

標識やマニュアルなど世の中非常に分かりにくい表現が氾濫していて,
特に,マニュアルについてはIT技術者の人たちは
僕も含め色々と苦労を強いられているわけですが,

なぜ分かりにくいのか,分かりやすくするためのポイント
などを非常に明確に実例を交えて記述してあります.

博士課程のプレゼンや論文作成などでだいぶ鍛えられてはいたので,
すでに実践済みのものもありましたが,
こうやって改めてまとめてくれている本はこれからも重宝しそうです.

「分かりやすい文書作成能力」に自信のない方はぜひご一読をお勧めします.
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by kazumi_phys | 2009-02-18 08:47 | 読書感想文

強欲資本主義 ウォール街の自爆

強欲資本主義 ウォール街の自爆 (文春新書 663)
神谷 秀樹 / / 文藝春秋
ISBN : 4166606638
スコア選択: ※※※

アマゾンで上位だったため読んでみました。
つい最近の出版物です。

感想は後で。
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by kazumi_phys | 2008-11-10 00:01 | 読書感想文

きいろいゾウ

きいろいゾウ (小学館文庫 に 17-3)
西 加奈子 / / 小学館
ISBN : 4094082514

久しぶりに、新書ではなく小説を読みました。
話の結末よりも、この小説の中にある風景や時間の流れが非常に素敵でした。
こんな夫婦でありたいなという気持ちにさせられます。

とっても素敵な物語だと思いました。
普段忙しくて、心にゆとりを求めている方にお勧めです。

(この小説に出てくる「ツマ」は、ちょっとうちの妹みたいだなと思いつつ読んでました。)
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by kazumi_phys | 2008-11-09 23:25 | 読書感想文

読書感想文:若者はなぜ3年で辞めるのか?

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来
城 繁幸 / / 光文社
ISBN : 4334033709




買ってしまいました。この話題新書。
前から目は付けていて、
飛行機の中で読もうかと前回空港で買って読んでいたものです。

内容が共感できる部分が多く、わくわくしながら読んでいました。

日本の年功序列型社会の崩壊
そして、中途半端な成果主義

その問題点と実情を具体例と現場の声を交えて解説しています。

多少内容が荒っぽいし、
公務員として働いている人にとっては不愉快な部分も多々あるような気がしますが、

現状を見直す良い機会、新しい視点を提供してくれる内容だと思うので、
もう就職している人は、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか?

若者に特にお勧めです☆
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by kazumi_phys | 2007-07-07 14:57 | 読書感想文

読書感想文:食い逃げされてもバイトは雇うな

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉
山田 真哉 / / 光文社





さおだけ屋は…の第2弾ですね。
今回は上巻でそのうち下巻もでるようです。

この本は2時間で読めるを目標として書かれたようで、
実際、読むのが遅い僕でも4時間弱で読みきりました。
非常に面白かったです。

世の中にあふれている広告で数字がどのように効果的に使われているのか?
など、実例をもとにわかりやすく解説しています。

例えば、

宮崎吾朗 第一回監督作品
Web2.0

よ~く考えて見ると、なんか意図的なものが感じられますよね。
その巧みな戦略とは…

ってことであとは、自分で買って読んでもらいたいなと。

「数字にうまくなる」をテーマとして、
会計学の考え方を身近な例から気軽に学べる良書だと思います。
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by kazumi_phys | 2007-07-07 14:45 | 読書感想文

読書感想文:「拒否できない日本」

「拒否できない日本~アメリカの日本改造が進んでいる」(関岡英之著/文春新書)

を読み終えました。
結構面白かったです。

内容は、

・日本がいかにアメリカの言いなりになっているか
・アメリカはこんなに自己中心的だ

というようなことを色々な実例や文献をもとに説明したという感じでしょうか。

これだけだと、なんかすごい攻撃的な本だなという印象を覚えてしまうが、
読み終えた後では、なるほどそういうことだったのか…と思うところが多いです。

小泉首相やその前の政権でも行われてきた「改革」が、実はアメリカのいうがままに進んでいた部分もあったんだなと。

それを顕著に示すのが、この本で何度も出てきた「年次改革要望書」というやつです。
これは、アメリカが毎年日本に対して、「日本はここをこのように改革しなさい」ということをそれぞれの分野ごとに事細かに記した要望書です。そして、ここに書いてある様々な事項がその後の改革で実現されているようです。まさにアメリカの内政干渉です。

このような「年次改革要望書」なるものができた背景や、それがどのように日本で機能しているかについてはこの本を参照してもらえればと思います。

面白い(というか情けない)のが、この文書は日本政府のHPには載せられてないのに、アメリカ政府のHP(在日米国大使館のHPには日本語訳あり)には堂々と載せられているということです。日本政府はこの文書を国民に対してひたかくしにしながら、この文書に書いてあることを着々と実行しているというこっけいな実態があるようです。そして、当のアメリカは堂々としていると。

年次改革要望書については

ウィキペィディア「年次改革要望書」
在日米国大使館のHP(2004年10月の年次改革要望書)

など。

この本の著者自身によるレビューが文春新書のHPにあります。

この新書は結構面白いので、時間のある方は是非読んでみてください。
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by kazumi_phys | 2006-10-20 01:26 | 読書感想文

読書感想文:「わかったつもり 読解力がない本当の原因」

「わかったつもり 読解力がない本当の原因」(西林克彦/光文社新書)

とっても面白かったと思います(・∀・)イイ!!

何か文章を読んだとき、簡単な文章なら一読しただけでわかります。
でも、それはどのレベルでの「わかった」状態なのでしょうか?

文章を読んでわかったというとき、そのわかった深さには段階があって、
同じ文章を読み直してもっと深くわかるという状態があったとすると、
その時点から見れば、はじめのわかった状態っていうのは
浅いレベルでのわかった状態である。
そして、その状態というのは「わかった」状態というより「わかったつもり」の状態である。

と言う事を題材とし、
まず、わかったつもりとはどうゆう状態なのか?を
小学生の国語の教科書に載ってるような文章を例題として、
具体的にわかりやすく解説しています。

認知心理学の分野での話もからめて書かれていて、内容も非常に興味深いものでした。
これを読むことで、文章の構造がどうなっていて、
わかった状態(実際はわかったつもりの状態)というのがどうゆうもので、
どうしてそうゆうことが起きるのか?
そして、その状態からよりわかった状態へ移行するにはどうしたらいいか?
などということがわかりました。(これもわかったつもりの状態かもしれないが…)

さすが、こういう本を書いているだけあって、
内容が非常にわかりやすかったです。

一読したあと、文章を読み解く能力が1ランクアップしたような気がしました。
なんかとてもためになったような気がします。
学生の頃、国語の授業にさいなまれていた人には特にお勧めかもしれません。
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by kazumi_phys | 2006-09-02 22:04 | 読書感想文

読書感想文:「「脳」整理法」

「脳」整理法 (茂木健一郎/ちくま新書)

さっき読み終わりました。
率直な感想をいうと、たいして面白くなかったです。

この本を読もうと思ったのは、結構売れてて、タイトルも興味があったからですが、
結局、「脳の整理」について書かれていると言うよりは、
「人生はどう生きるのがいいのか?」について書かれた本みたいな印象しかなかったです。
そして書かれている事の本質のほとんどは、僕が自分ですでに考えた事のある事で、
それを繰り返し書かれているだけという感じがしました。

内容も、言いたい事が回りくどい書き方で書かれていて
読んでいても頭に入りづらかった。

あとがきに、この本の構想の段階では脳の使い方のノウハウ本になる予定だったけど、
いつの間にかこういう形の本になったとあります。
また、主要なテーマとして「偶有性」(この本で良く出てきた言葉。偶然でもないが、全くのランダムでもない出来事の事、神経経済学などの分野で最近注目されているらしい)というのを考察しているともあります。
このせいか、タイトルや売り出し文句は「脳の整理」なのに、中身は「どう生きるか、偶有性の概念」の話になっていて、そこに違和感(ミスマッチ)を感じました。
はじめのノウハウ本の路線でいったほうが良かったんじゃないかと思います。

もう一度、言いますが、僕には特に面白い本ではなかったです。
大体が、僕がもうすでに考えたり感じていることを、たとえ話をもちいて繰り返し書いているだけでした。
特におすすめしません。
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by kazumi_phys | 2006-08-14 11:24 | 読書感想文

読書感想文:「ウェブ進化論」

「ウェブ進化論」(梅田望夫著/ちくま新書)

先週読み終わりました。
結構面白かったので、一気に読んでしまった感じです。

この新書では、インターネットが登場してからの10年間の変化をグーグルの登場や、ヤフー、Amazonなどを例にとり分かりやすく解説しています。
ウェブの世界は今も時々刻々と変化しており、現在、ウェブの世界はどのような段階に来ているのか、そして、これから先どのような方向に変化して行くのかという予測についても書かれていて、非常に興味深かったです。

特にこの本で大きく取り上げているのが、グーグルの登場によってウェブの世界がどう変わって行ったかという点でした。

グーグルが登場したのが2002年ごろ。
僕がインターネットを使い始めたのもそのぐらいからでした。
だからかもしれませんが、この本に書かれているウェブの進化の過程について納得できる部分が多かったように思います。

また、この本を読んで、インターネット用語(ウェブ用語と言ったほうが適切か?)についてもいくつか学ぶことができました。
僕が特に気になった単語は、「インターネットのこちら側、あちら側」という表現、そして、「ロングテール」「Web2.0」という用語でした。

「インターネットのこちら側、あちら側」という表現はこの本では何度も使われていて、この表現を通じて、ウェブの世界が、こちら側からあちら側に移行していっている様子をとても鮮明に理解できました。

また、「ロングテール」という概念はウェブ上での変化の本質を語るのに非常に適した言葉だなとも実感しました。
そして、パソコン雑誌やサイトなどで良く使われる「Web2.0」という言葉についてもこの本を通じて理解する事ができました。

これらの用語について興味がある人は、この新書を読んでみると良いでしょう。


一つ、注釈ですが、
この新書を読んでいて感じたこととして、

「インターネットを普段から使っている人じゃないと読んでも良く分からないだろうな」

ということがあります。
確かに、ウェブ進化論はウェブの進化を分かりやすく解説しているのですが、
たとえば、グーグルを使った事のない人、Amazonを利用した事のない人、オープンソースと言われて何の事だかさっぱり分からない人には読んでも理解できないだろうなぁという記述が多々ありました。

ネットに慣れ親しんでいる人にとっては難なく読めるのですが、
「ウェブ進化論」と聞いて、あんまりインターネットは使ったことないけど、面白そうだから読んで見ようかなぁ…という人にはあまりお勧めできないです。

なにはともあれ、僕にとっては非常に面白い内容でした。
ネットを普段から使っている方々はぜひ一読してみてください(・∀・)イイ!!
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by kazumi_phys | 2006-07-17 15:35 | 読書感想文

読書感想文:「科学者という仕事」

さっき読み終わった新書です。
これの書評を書く機会があったので、
ついでにこっちにも載せておきます。

結構面白い本なので、時間が許せばよんでみてはどうでしょうか?
>特に大学院生の方々

「科学者という仕事」酒井邦嘉著 中公新書

科学者は何を考え、どのように研究しているのか。
研究とはどのようなものなのか。

この本は科学者という仕事に関する話題を、
膨大な文献と一流の科学者たちが残した言葉をもとに解説しています。
アインシュタインやニュートン、チョムスキー、朝永振一郎など
様々な一流科学者たちの考え方を通じて研究者の世界を垣間見ることができる一冊です。
非常に完成度の高い本だと思います。

将来研究者を目指している人、研究者という職業に興味がある人に特におすすめです。
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by kazumi_phys | 2006-06-15 17:53 | 読書感想文



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